炎暑の中の2泊3日➂
三日目も暑くなりそうなので、東横インを7時半前には発ち、偕楽園を少しだけ歩きました。JR側の下の駐車場から登って好文亭あたりを散策。国道6号に上手く出れればと思っていましたが、水戸の中心街も通って無事大丈夫でした。
日立南太田ICから常磐道に乗り、北茨城ICで降りて国道を経由して五浦(いづら)海岸に着きました。岡倉天心の遺跡はそこにありました。旧邸(写真)、記念館、思索の場だった六角堂、、、。明治末期に日本画再興を期して、この地で横山大観、菱田春草らが創作に打ち込んだのは有名な話です。天心がボストン美術館部長も務め、欧州、中国、インドにも旅し、各国の知識人とも交流していた国際人だったことには、正直、驚きました。
昼食は、福島県の小名浜港(いわき市)アクアマリン近くの飲食店街。その後は、美空ひばりの歌で有名な塩屋崎灯台に立ち寄りました。福島大学のゼミ合宿で行った四ッ倉海岸をランニングしていた時、遠くに見えた白い灯台。50年経っての訪問となりました。帰途は西日の強い日差しの中、国道6号、冨岡ICからの常磐道、三陸道と繋ぎ、平泉前沢から東北道を使い、夜9時に無事、我が家に戻りました。
ケーナは三日間の道中、吹くこともなく、フォルクローレCD も聴くことは無かったです。初めての土地を行く車の運転、カミサンとの行く先々での話しに夢中でした。列車の一人旅であれば、音楽を友にできるのだと思いました。
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