南米・列車
5日程前、BSテレビで俳優・玉木宏の南米列車の旅が放送されていました。2回放送の1回目でペルーとチリの旅です。
東京からペルーは直行便がないことが紹介され、トランジットも入れると1日がかりです。6年程前に初めてペルー・ボリビアに行った時も、メキシコ経由でした。テレビ画面はクスコの街に移り、懐かしさがこみ上げてきました。クスコはインカ帝国の都であり歴史建造物が多いです。特に、アルマス広場は、近くで食事を取ったり、12角の石積、夜にホテルを出てライブハウスに行った思い出があります。コリカンチャやサクサイワマンも見学したりもしました。あの時行った音楽ツアーはいろんな意味で私にとって宝物です。
俳優の玉木宏がクスコからチチカカ湖のプーノ迄の観光列車は、アンデス高地の風景が広がっていて解放感が広がります。外国人の方が主で現地の方は金額的に列車には乗車できないようです。途中の街の市場の中を列車が通るのも面白かったです。チリは首都サンティアゴ周辺の列車風景です。車窓はクスコとは違った近代的建物の都市風景が広がり、軍事政権のピノチェトが乗車できなかったという専用列車も紹介さていました。
ペルーの列車内では民族衣装の先住民族末裔の女性が踊り、チリの列車内ではギターで政治的メッセージの歌をギターで奏でる老人が紹介されていました。それぞれに、その国の味わいを存分に感じるいい番組でした。
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